ゴードンミラー(GORDON MILLER)は2026年10月16日、日産「NV200バネット」をベースにした車中泊仕様車「GMLVAN C-01」のファイナルオーダー受付を始めました。ベース車の生産が2026年度末で終わるため、今回の注文分で新車販売を終えます。価格は2WDが526万9000円、4WDが559万9000円(税込)で、現在確保している車両は16台です。

GMLVAN C-01 ファイナルオーダーの概要
GMLVAN C-01は、ゴードンミラーのオリジナルカーレーベル「ゴードンミラーモータース(GORDON MILLER MOTORS)」の人気モデルです。ハイエースよりひと回り小さいNV200バネットをベースに、天然木を使った内装や車中泊用の装備を組み合わせています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年10月16日 |
| 内容 | ファイナルオーダー(最後の注文)の受付開始 |
| 理由 | ベース車の日産NV200バネットの生産が2026年度末で終了するため |
| 確保済みの車両 | 16台(追加の確保を調整中。台数・時期は未定) |
| 受付 | 全国の対象店舗 |
| 価格(税込) | 2WD:526万9000円/4WD:559万9000円 |
ゴードンミラーは、追加の車両を確保できるよう調整を続けているとしています。ただし、追加の台数や時期は決まっていません。「新車で買える最後の機会になるかもしれない」という位置づけなので、検討している人は早めの行動が必要です。
デザイン:日産工場で塗るオリジナルカラーと専用エンブレム

ボディーカラーは、ゴードンミラーのオリジナル色「オリーブドラブ」と「コヨーテ」の2色です。どちらも日産の生産工場で塗装されます。後から全塗装したクルマとは違い、新車の製造ラインで塗られる点が特徴で、見た目の美しさと耐久性の両方で高い水準をうたっています。
オリーブドラブは深い緑で、ミリタリーやアウトドアの道具を思わせる色です。コヨーテは砂のようなベージュ系で、キャンプ場や海辺の景色になじみます。どちらも、白や銀が多い商用バンとはまったく違う雰囲気を作り出しています。

フロントは日産のエンブレムを外し、ゴードンミラーのロゴのエンブレムに変更しています。フロントまわりの色もフラットブラックにそろえ、引き締まった顔つきにしています。リアハッチにも同じロゴのオリジナルエンブレムが付きます。
インテリア:天然木と車中泊のための装備

アカシアの天然木で包む室内
室内の天然木には、アカシア(ホワイトウォールナット)を使っています。NV200の天井も天然木で覆い、ログハウスを持ち出したような温かみのある空間に仕上げています。照明は調光機能付きの暖色LEDライトで、夜でも暗さを感じにくく、明るさを変えて雰囲気を作ることもできます。
カーテンとオリジナルシートカバーを標準装備
車中泊に欠かせないカーテンは標準装備です。シートには内装に合わせたオリジナルのシートカバーを付け、室内全体の雰囲気をそろえています。
キャンピングカー用のREVOシート
セカンドシートには、主にキャンピングカーで使われるREVOシートを採用しています。シートアレンジを変えることで、座ってくつろぐソファ、フラットなベッド、荷物をたくさん積むための荷室と、使い方を切り替えられます。
ラゲッジスペース:濡れた道具も積める床と100V電源

荷室は、NV200のラゲッジスペースをそのまま生かしています。最長1.8mの床には木目調のクッションフロア材(床用の塩ビシート)を使っており、木そのものではないため、濡れたままのサーフボード(ショート)やスノーボードも気にせず積めます。土足のままでも使えます。
- ベッド:フルフラットにした寝るスペースは、セミダブルベッドの大きさ。
- テーブル:床板の1枚をテーブルとして使える。
- 100V外部電源:キャンプ場やRVパークなどで外部電源につなぐと、車内に付けた100Vコンセントが使える。
外部電源に対応しているため、ポータブル電源の残りを気にせずに、ドライヤーや調理家電などを使えます。電源設備のあるRVパークを中心に旅をする人には、便利な装備です。
価格・グレードと主な仕様
| 駆動方式 | 型式 | トランスミッション | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 2WD | 5BF-VM20 | CVT | 5,269,000円 |
| 4WD | 3BF-VNM20 | AT | 5,599,000円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ベース車 | 日産 NV200バネット |
| ボディーカラー | オリーブドラブ/コヨーテ(日産の生産工場で塗装) |
| 内装材 | 天然木(アカシア/ホワイトウォールナット) |
| 主な標準装備 | カーテン、調光機能付き暖色LEDライト、オリジナルシートカバー、REVOシート、木目調クッションフロア、100V外部電源・コンセント |
| オプション | ルーフラック、ベースキャリア、サイドオーニング、専用ホイール |
ルーフラック、ベースキャリア、サイドオーニング、専用ホイールはオプションで、車両本体価格には含まれていません。写真のようにルーフラックやオーニングを付けた姿にしたい場合は、その分の費用が上乗せされます。エンジン、寸法、乗車定員などの詳しい数値は、ゴードンミラーが公開している諸元表で確認してください(この記事では公式情報で確認できた項目だけを載せています)。
独自の考察:GMLVAN C-01はどんな人に向いている?
ハイエースベースは大きすぎる、軽バンでは狭いという人に
ゴードンミラーモータースには、ハイエースをベースにした「V-01」、キャラバンをベースにした「V-02」「G-01」、ダイハツ・ハイゼットカーゴをベースにした軽バンの「S-01」などがあります。その中でC-01は、ハイエースやキャラバンより小さく、軽バンより余裕のある、ちょうど中間の大きさです。
NV200は見通しがよく、乗用車に近い感覚で運転できるとされています。平日は通勤や買い物、週末はキャンプや車中泊と、1台で両方をこなしたい人に向いています。大きなバンでは駐車場所に困る都市部の人にも、選びやすい大きさです。
使い方の例:こんな場面で活躍する
- 1人旅・ソロキャンプ:セミダブルサイズのベッドなら、1人でゆったり眠れます。空いたスペースに寝袋や着替えを置いても余裕があります。
- 2人での車中泊:セミダブルは、一般に1人ならゆったり、2人ならやや詰めて眠る大きさです。カーテンが標準装備なので、着替えや就寝時の目隠しにも困りません。
- サーフィン・スノーボード:床は塩ビシートなので、濡れた板やウエットスーツをそのまま積めます。帰りに荷室を拭くだけで済むのは、木の床にはない利点です。
- 普段の買い物・送り迎え:REVOシートを座る形にしておけば、後席に人を乗せられます。大きすぎない車体なので、日常の足としても使いやすい大きさです。
- RVパークでの連泊:100Vの外部電源につなげば、ドライヤーや調理家電を使えます。電気の残量を気にせずに過ごせるので、数日続けて泊まる旅にも向いています。
2WDと4WDの選び方
4WDは2WDより33万円高くなります。雪道を走ることが多い人、スキーやスノーボードによく出かける人、未舗装のキャンプ場に行く機会が多い人は4WDが安心です。舗装路が中心で、価格をおさえたい人には2WDが合っています。なお、公式の諸元表では2WDがCVT、4WDがATとなっており、駆動方式によってトランスミッションの種類も違います。試乗できる場合は、両方の乗り味を比べてみるとよいでしょう。
2018年から続くゴードンミラーのバンライフ提案
ゴードンミラーは、2018年のブランド誕生以来、無骨で機能的なデザインと使いやすい室内空間を組み合わせたクルマで、バンライフの楽しみ方を提案してきました。C-01はその中で、街乗りとアウトドアの両方をこなせる身近なモデルとして人気を集めてきた1台です。ベース車の生産終了で新車販売が終わることは、ブランドにとっても一つの区切りといえます。ゴードンミラーは、車中泊仕様車を借りられる「バンライフレンタカー」も案内しているので、購入前に車中泊のある生活を体験してみるのもひとつの方法です。
購入を考えるときの注意点
- 台数が限られている:確保済みは16台。追加は調整中で、台数・時期は未定です。
- オプション費用:ルーフラックやオーニングなどは別料金。総額で予算を考えましょう。
- 実車の確認:ゴードンミラーは試乗会やオンライン相談会を案内しています。寝るスペースの広さやシートアレンジは、実際に見て確かめるのがおすすめです。
- 中古車も選択肢に:新車の販売が終わった後は、中古車が主な入手方法になります。ゴードンミラーはGMLVANの査定・買い取りも案内しています。
よくある疑問
今後、新車で買えるチャンスはある?
ゴードンミラーは追加の車両確保に向けて調整しているとしていますが、台数や時期は未定です。現時点では、今回のファイナルオーダーが新車で買える最後の機会になる可能性があります。
どこで注文できる?
全国の対象店舗で受け付けています。取り扱い店舗はゴードンミラーの公式サイトで確認できます。
まとめ
ゴードンミラーの「GMLVAN C-01」は、ベース車のNV200バネットの生産終了に合わせて、ファイナルオーダーの受付が始まりました。価格は2WDが526万9000円、4WDが559万9000円で、確保済みの車両は16台です。日産の工場で塗るオリジナルカラー、天然木の内装、セミダブルサイズのベッド、100V外部電源など、ちょうどよい大きさで本格的なバンライフを楽しめる装備がそろっています。新車で手に入れたい人は、早めに対象店舗へ相談することをおすすめします。
