レクサスRX一部改良!ニュルで足回りを磨き装備も充実、価格704万円から

レクサス RX500h F SPORT Performanceの外観

レクサスは、ラグジュアリーSUV「RX」を一部改良し、2026年9月30日に全国のレクサス店で発売しました。価格は704万円から929万円(税込)です。

今回の改良の目玉は、ドイツのニュルブルクリンクでの走り込みによる足回りの改良です。さらに、デジタルインナーミラーやドライブレコーダーなどを、これまで上位モデルだけだったところからRX350hとRX350にも標準装備。快適性と使い勝手も高めています。この記事では、新しいRXの変更点とグレードの選び方を詳しく見ていきます。

レクサス RX500h F SPORT Performanceの外観
画像:LEXUS
目次

レクサスRX一部改良の概要

車名 LEXUS RX
発売日 2026年9月30日
変更の種類 一部改良
価格(税込) 7,040,000円〜9,290,000円
主な変更点 ニュルブルクリンクでの足回りの改良、新色の追加、IRカットガラス、ブレーキホールドのスタンバイメモリ、RX350h・RX350の装備拡充

RXとはどんなクルマ?

RXは1998年に北米で、ラグジュアリークロスオーバーSUVの先駆けとして誕生しました。2005年には「RX400h」を発売し、ラグジュアリー市場に初めてハイブリッドモデルを持ち込んだ、電動化のパイオニアでもあります。

1998年の発売から2026年8月末までに、約95の国と地域で累計約430万台を販売。レクサスの中核を担うモデルとして、世界中で選ばれ続けています。

ニュルブルクリンクで磨いた走り

RXはこれまで、レクサスの開発拠点「Toyota Technical Center Shimoyama(TTC-S)」で、操縦安定性と乗り心地を造り込んできました。今回の改良では、TTC-Sのコースのお手本になった、より厳しい路面環境のドイツ・ニュルブルクリンクで、シャシーをさらに改良しています。

具体的には、次の3つの制御を最適化しました(RX500h、RX450h+、RX350hのAWD)。

装置 役割
AVS(Adaptive Variable Suspension System) 路面や走り方に合わせて、ショックアブソーバーの減衰力を電子制御で変える
EPS(電動パワーステアリング) ハンドル操作を電動モーターで補助する
DRS(Dynamic Rear Steering) 後輪の向きを変えて、小回り性や安定性を高める

ドライバーの操作に対してリニアで自然に反応する走りと、荒れた路面でもしなやかにボディをコントロールする上質な乗り心地を目指しています。レクサスは、すっきりと奥深い走りの味を「Lexus Driving Signature」と呼び、全てのモデルで磨き込みを続けています。

市街地を走るレクサス RX350
画像:LEXUS

なぜニュルブルクリンクなのか

ニュルブルクリンクは、1周20km以上におよぶドイツのサーキットで、アップダウンや荒れた路面、高速コーナーが続く世界屈指の難コースとして知られています。多くの自動車メーカーが、クルマの限界性能や耐久性を確かめる場として使っています。ここでの走り込みは、スポーツカーだけでなく、日常の乗り心地や安心感を高めることにもつながります。

エクステリア:新色とレッドキャリパー

  • “version L”に新色「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を設定
  • “F SPORT Performance”と“F SPORT”のメーカーオプションのブレーキキャリパーをレッド塗装に変更

F SPORT系では、赤いブレーキキャリパーがホイールのすき間からのぞき、スポーティな印象をさらに強めています。

インテリア・装備:日常の使い勝手が向上

全車にIRカット機能付きフロントドアガラス

全車のフロントドアガラスに、赤外線(IR)をカットする機能を追加しました。日差しによる肌のジリジリ感をやわらげ、夏場の車内の快適性を高めます。

ブレーキホールドのスタンバイメモリ

信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停止を保つ「ブレーキホールド」に、スタンバイメモリ機能を採用しました(RX500h、RX450h+、RX350h)。エンジンをかけるたびにスイッチを入れ直さなくても、前回の設定状態が保たれるので、ブレーキホールドを毎日使う人にはうれしい改良です。

RX350h・RX350の装備を拡充

デジタルインナーミラーや、前後方を記録するドライブレコーダーなどが、これまでのRX500hとRX450h+に加えて、RX350hとRX350にも標準装備されました。デジタルインナーミラーは、後席の乗員や荷物で後方が見えにくいときでも、カメラの映像で後ろを確認できる装備です。ドライブレコーダーが最初から付いているのも安心です。

レクサス RXのサイドビュー
画像:LEXUS

4つのパワートレインの違い

RXは、4種類のパワートレインから選べるのが大きな特徴です。それぞれの特徴を整理します。

モデル エンジン タイプ 特徴
RX500h T24A-FTS(2.4L 直列4気筒ターボ) ターボハイブリッド ターボエンジンとモーターを組み合わせた、最も走りを重視したモデル
RX450h+ A25A-FXS(2.5L 直列4気筒) プラグインハイブリッド 外部から充電でき、日常の距離を電気で走れる
RX350h A25A-FXS(2.5L 直列4気筒) ハイブリッド 静かさと燃費の良さを両立した定番モデル
RX350 T24A-FTS(2.4L 直列4気筒ターボ) ガソリン ターボの力強さと、シリーズで最も手ごろな価格が魅力

同じRXでも、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、ガソリンターボと性格は大きく異なります。毎日の走行距離や、自宅で充電できるかどうか、走りに何を求めるかで選ぶのがおすすめです。

ラグジュアリーSUVのハイブリッドを切り開いたRX

2005年に発売されたRX400hは、ラグジュアリーSUVの市場に初めて投入されたハイブリッドモデルでした。高級車でも環境性能を重視するという考え方を早くから形にしてきたことが、現在の豊富な電動パワートレインのラインアップにつながっています。

グレードと価格

モデル グレード パワートレイン 駆動 価格(税込)
RX500h F SPORT Performance 2.4L 直列4気筒ターボハイブリッド AWD 9,290,000円
RX450h+ version L 2.5L 直列4気筒プラグインハイブリッド AWD 9,130,000円
RX350h version L 2.5L 直列4気筒ハイブリッド FF 8,000,000円
AWD 8,510,000円
RX350 version L 2.4L 直列4気筒ターボ FF 7,040,000円
version L AWD 7,450,000円
F SPORT AWD 7,510,000円

※リサイクル料金は含まれません。

編集部の視点:どのRXを選ぶ?

走りを楽しみたいならRX500h

2.4Lターボハイブリッドを積むRX500h “F SPORT Performance”は、シリーズで最もスポーティなモデルです。今回のニュルブルクリンクでの改良も対象で、走りにこだわる人の本命になります。

充電できるならRX450h+

自宅で充電できる環境があるなら、プラグインハイブリッドのRX450h+が有力です。日常は電気で走り、遠出ではハイブリッドとして走れるので、使い方の幅が広がります。

バランス重視ならRX350h、価格重視ならRX350

RX350hはハイブリッドの静かさと燃費の良さが魅力で、FFとAWDから選べます。一方、2.4LターボのRX350は704万円からと最も手ごろです。今回の改良で、どちらにもデジタルインナーミラーやドライブレコーダーが標準装備になり、お得感が増しました。

購入前に確認したいこと

一部改良後のモデルは、販売店によって展示車や試乗車の準備状況が異なります。ニュルブルクリンクで磨いた乗り味の違いは、実際に走らせてこそ分かる部分なので、気になるパワートレインの試乗車があるかどうかを事前に問い合わせておくと安心です。また、ボディカラーやオプションの組み合わせによって納期が変わることもあるため、見積もりの際にあわせて確認しておきましょう。

レクサスRXのよくある質問

Q. 発売日はいつですか?

A. 2026年9月30日に発売されました。

Q. 価格はいくらですか?

A. 704万円(RX350 version L・FF)から929万円(RX500h F SPORT Performance)です(税込)。

Q. 何が変わりましたか?

A. ニュルブルクリンクでの足回りの改良(RX500h、RX450h+、RX350h AWD)、新色の追加、全車のIRカットフロントドアガラス、ブレーキホールドのスタンバイメモリ、RX350hとRX350へのデジタルインナーミラーやドライブレコーダーの標準装備などです。

Q. ニュルブルクリンクでの改良はどのモデルが対象ですか?

A. RX500h、RX450h+、RX350hのAWDが対象です。AVS、EPS、DRSの制御が最適化されています。

Q. 新しいボディカラーは?

A. “version L”に「ホワイトノーヴァガラスフレーク」が新たに設定されました。

Q. パワートレインは変わりましたか?

A. 発表では、パワートレインの変更については触れられていません。

まとめ

レクサスRXの一部改良では、ニュルブルクリンクでの走り込みによって足回りを磨き、IRカットガラスやブレーキホールドのスタンバイメモリなど日常の快適性も高めました。デジタルインナーミラーやドライブレコーダーがRX350hとRX350にも標準装備となり、より選びやすくなっています。価格は704万円からです。

参考ページ

レクサス RX500h F SPORT Performanceの外観

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

IT業界でのキャリアを経て独立し、自動車関連ビジネスの立ち上げにも関わってきました。その経験から得た自動車に関する深い知識や、実際に多くの車種に試乗し、整備にも携わってきた経験を基に、お車選びに迷われている方々へ、判断の一助となるような情報発信を心掛けています。

これまで乗り継いできた愛車は、プリウス、アルファード、ハリアーといった実用性と快適性に優れた国産の人気モデルが中心です。

現在は、愛犬とのドライブが日々のリフレッシュになっており、週末には様々な車の試乗を重ねることが趣味の一つです。これまでに試乗した車の数は、数百台にのぼります。

目次